購買意欲喚起と接客サポートを二役するプライスカードの作り方-購入率&客単価アップをサポート-
「マーケティングアルゴリズム」とは、商品・サービスの情報発信だけで実店舗の売上を最大化するために必要な要素を、10個のステップに分けて図解したものです。
「マーケティングアルゴリズム」通りに仕組みを作りこんでいくと、情報発信だけで簡単・楽に、省力・省コストで実店舗の集客力・購入率・客単価・リピート率を高めることができます。
今回のブログは「マーケティングアルゴリズム」の5つ目の実店舗での取り組みの中にあるプライスカードの活用についてお伝えします。
プライスカードはちょっとした工夫でマーケティングのために想像以上の力を発揮してくれますよ!
3つの要素を入れてプライスカードを化けさせましょう!
実店舗に集客するためには、無料のSNS・ブログなどで情報発信を継続することが大切ですが、それだけでは十分ではありません。集客したお客様に商品を買ってもらうためには、購買意欲を喚起する工夫が必要です。
その工夫の一つとして、プライスカードを活用する方法をご紹介します。
プライスカードとは、実店舗の掲示物3種の神器の一つで、商品の価格だけでなく、商品の魅力や特徴を伝えるツールです。
プライスカードに次の3つの要素を入れることで、お客様の購買意欲を高めることができます。
1.商品情報を掲載する
「この商品はどんな商品ですか?」というお客様の疑問に答えるように、商品の内容や効果、使い方などをプライスカードに書きます。
例えば、化粧品なら成分や効能、使用方法や注意点などを記載します。食品なら原材料や栄養成分、賞味期限や保存方法などを記載します。お客様が商品を選ぶ際に重視するポイントや差別化できる要素を明確に伝えましょう。
2.商品画像を掲載する
商品情報に加えて、商品の見た目や使用例などを写真やイラストでプライスカードに貼ります。パッケージに入っている商品や実物が小さい商品などは、画像があるとわかりやすくなります。
例えば、服や靴なら着用したモデルの写真やコーディネート例を貼ります。雑貨や家電なら実際に使っている様子やインテリアとの調和を貼ります。お客様が商品をイメージしやすくすることで、購入欲求を高めましょう。
3.QRコードを入れる
プライスカードに書ききれない商品情報は、ホームページやSNSなどで紹介しておきましょう。そしてそのページにアクセスできるように、プライスカードにQRコードを入れます。お客様はスマホでQRコードを読み取るだけで、詳しい商品情報を見ることができます。
例えば、動画や口コミ、レビューなどを見せることができます。また、商品ごとに専用のランディングページを作って、そのページにリンクするQRコードを入れると、より効果的です。QRコードは無料の作成ツールで簡単に作れます。「QRコード 作成」で検索してみてください。
これらの3つの要素を入れると、プライスカードはA6サイズくらいが適切です。陳列の邪魔にならないか心配かもしれませんが、プライスカードは営業時間中ずっとお客様に商品情報を提供し続けてくれる優秀な営業マンです。
お客様からの問い合わせも具体的になるので、接客の時間と労力も節約できます。
ぜひプライスカードを有効活用して、実店舗で購買意欲を喚起していきましょう!
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